私と族と記憶

「舞っ…」


美咲が心配そうに呼ぶが、舞には届かなかった


「チッ。あの女…」


響が真莉に対して怒ってる時…


「危ない!」


「離して下さい!あの子が!」


道路の方を見ると走ってくる車と…


ボールを追いかける女の子


このままじゃ、あの子は!


「舞!?」


私は気づいた時には走っていた