ナツメ

自分はナツメがいないと生きられないとすら、たったの三日で思った。

もちろん今も修のことは愛している。
一生愛している。

だけど彼はもう自分に愛を注いでくれない。

心では想ってくれているかもしれないが、もう二度と会うことも触れることも出来ない偶像。

その偶像をナツメに重ねた。

ナツメは言う。