私の片想いのはじまりは由奈の好きな人を聞いた次の日の放課後だった……。 「真深ぃ――」 由奈が私を急かす。 「待って―」 私は廊下を走る。 通りすがりに男の子がいた。 彼だった。 髪は短髪。 腕は太くて…… がっちりしてる。 筋肉質で…。 私が走る先にいた男の子は、 とても 素敵な男の子でした。