1時間、丸々ボーッと過ごしてた俺は休み時間になったことにも気づかずひたすら机に肘をつき空を眺めていた……
そんな時………
ガラッ!!
扉が勢いよく開いた音がした
何気なく視線をそちらに向けると、入ってきたのは紗英の親友…東 美紀(アズマ ミキ)と……紗英だった………
紗英の姿を見た瞬間、俺の喉は音をたてる
話し掛けなくちゃ…話し合って…今度こそ…大切にするんだ…
”紗英!!”
そのたった二文字が声に出ない…
紗英の顔を……いや…目を見てしまえば…言葉に出来なかった…
紗英の目には、明かに泣いた跡がある
うっすら充血し、少し腫れている目…
なんで……紗英が泣くんだよ…
俺はそれほどひどかったか…?お前に……冷たかったのか…?
ごめんな……気づけなくて…ごめん…

