もう…いいよ〜短編〜






「…紗英」


「……………」


「…紗英」


「……………」



さっきからこの繰り返し…


止めてよ…今更…話しかけないで…


今更…優しい声で…名前なんて呼ばないで…


あの時は……あんなに冷たかったくせに…


あの時は……ひどく冷たかったくせに…


どうして今は…こんなにも温かい……?


どうしていつも……私を狂わせる……


もう……そっとしておいて…