もう…いいよ〜短編〜






……なんで…ここに…いるのよ…くるのよ…


ずっと……忘れてたのに……忘れかけてたのに…


関わるなって…言ったのはそっちじゃない…


なんで………今更…チューなんて…



「……紗英…」


「……高…橋君」


私が名前を呼び返すと、眉間にシワを寄せる高橋君



久しぶりに呼ばれた名前に、不覚にも胸は高鳴ってしまう



……ダメ…ダメ…


もう……辛い思いはしたくない…

だからもう関わらない…



混じり合っていた視線を逸らして、無かったことにしようと片付けを再開した