イノセンス・タブー

「え」


何でそんなこと言うんだろう?


「今行けば将也にあえるかも」


「う…うん」


佐久穂くんに背中を押されるような気分で階段を降りた。


「あ」


しとしと雨が降っている。


将也は駐輪場にいるはずだ。