「あれ?あれれ?美里?」


学校を退学してきた直哉がそこにいた。


「うっそ、なんでいるの....」


美里は露骨に嫌そうな顔をした。


「え、誰?」


裕司が心配そうに聞いてきた


「あ、彼は「お前こそ誰だよ」」


直哉が敵対心丸出しで、しかも裕司にガン付ながら言った


「美里の彼氏だけど?」


裕司は椅子から立ち上がりはしたが、あくまで冷静だった