でも、中学校の卒業式の時、直哉に告白された



この上ないぐらい驚いた



いや、気付かなかった私もどうかと思うけど



でも、直哉のこと、執事みたいって思ってたから....



恋愛対象に思えなかった



告白される前までは、直哉と違う高校で寂しいとか、この後行く打ち上げ楽しみとか思ってたけど、告白されて、すべて逆になった



気まずくなるから、直哉と違う高校でよかったとか、打ち上げ気まずくなるな~とか、そんなことしか考えられなくなった



しばらくは、直哉のことで頭がいっぱいだったこれで直哉のこと好きになれればよかったんだけど、そうはいかなかった。



だから高校では、わざと忙しい部活を選んで直哉と会わないようにしたちょっとかわいそうだったかな?でも、会うのはいやだし...



ある日そんな罪悪感から離れられる日が来た



好きな人ができたのだ



直哉と離れるために入った部活、写真部の先輩のことが好きになった。



小山裕司(コヤマユウジ)。彼は直哉と違ってとても控えめな人だった。でも、私にだけ見せる優しくて、面白い所に惹かれていった。






...今では、彼と付き合っている