「なるほどね~じゃないよ「席着けー」」
誰かの声がして振り向くと、そこには担任の先生が立っていた
「あ、じゃあ、また後で!」
かおりは急いで自分の席に戻っていった
「えー、今日は、転校生が来ています」
先生の一言でクラスのみんなが一斉に盛り上がった
「先生ー!女ですか?」
男子がしょーもない質問をする
「男です」
先生がそう答えると、男子からは残念そうな悲鳴が、女子はほとんど全員が前髪を整えたり、リップを塗り直したり、中にはコロンを付けてる子もいた
「入っていいぞー」
その言葉が合図となって、転校生が教室に入ってきた


