君に甘いキスを



「もらっとく」



良かった、受け取ってもらえた......






いつもいつも、涼くんは私に対して冷たい。







「真美(まみ)、もう昼休み終わるから」




クラスが違うから長くはいられないんだ。





「あ、うん!バイバイ」




それだけ言うと涼くんは自分のクラスへ戻ってしまった。