その日の放課後。 奈々といつもと同じように一緒に帰った。 「じゃあ、奈々!バイバイ」 「うん、電話するねー」 軽く手を振り合って奈々と別れる。 奈々と別れて2,3分たって奈々からさっそく電話が来た。 「もしもし?奈々、早くない?」 『すいませーん(笑)』 奈々と話して何分かたったころ、後ろから足音が重なった。