「祐君をずっと待ってた・・・。でもねずっと来ない日々が続いたから
いつの間にか祐君の事も忘れてたんだ・・・。」
「そうなんだ・・・。でも俺一応5年の時少しだけ戻ってきてたんだ」
「・・・川原で見たよ。歌ってる姿」
「・・
・恥ずかしいな・・・。みなちゃんを探してた、ずっとずっと謝りたくて
ずっとずっと告白の事言いたくて・・・。でも会えなかった、あのジャングルジムに行っても
どこを見渡しても見当たらなかった・・・。」
うん・・・
私は
少し前の日から
あの場所へ近づかなくなった・・・
思い出したくないし
待っていても
誰も
来ないって
わかってるから・・・
「あの日、突然引っ越しちゃってごめん」
頭を下げて
謝ってくる
祐君に
なんか泣きたくなった
「私こそ・・・あのジャングルジムに居なくてごめんね・・・。あそこでしか会うことは出来ないのに・・・。あそこでしか祐君との接点はなかったのに・・・。」
「本当は俺、みなちゃんち知ってたんだ、あの告白してきた日俺みなちゃんを追いかけてみなちゃんちまで追いかけたんだ。まあみなちゃん足が速くて追いつけなかったけどね」
「うそ・・・・全然気づかなかった」
だろうねって
笑いながら言う
ゆうくん

