平成学園

~寮(部屋)~

ガチャッ

優「大貴様大丈夫ですか!?」

大「あぁ…いたぁぁい!」

優「お腹擦りますね。」

大「うぅ…い゙ったい」

優「頑張ってください」

大貴のお腹をゆっくり擦る

大「ん゙ーーいたいょ」

優「息んだらダメですよ。
ヒッヒッフーヒッヒッフー」

大「ヒッヒッフー…いだぁい」

この痛みは朝まで続いた。

~朝~

朝には大貴様の痛みは増していた。

昨日の夜には八乙女先生も来てくれた。

大貴様の陣痛は今までで一番痛いらしい。

光「そろそろ保健室行こうか」

優「歩けるのですか?」

光「距離は長いけど陣痛中に歩くのは
いいことだからね。有岡、歩ける?」

大「(首を横にふる)む…り…」

痛みが増して歩けないみたい

光「ゆっくりでいいからな歩こう」

~廊下~

大「いったぁぁぁい!」

トコ、トコ、トコ

朝早い(3:00)静かな廊下に3人の
足音と大貴様の叫びが響く。

私(優佳)は大貴様の背中を擦りながら歩く。
八乙女先生も大貴様をゆっくり押してる。
大貴様は自分のお腹を擦ってる