その女は振り向き面倒くさそうな表情だった


「由貴ちゃんだよね?

俺が及川の先輩の高橋。

宜しくね?」

そう俺が自己紹介をした。


「あたし先輩と関わる気が無いので。
他の人に当たってください」

由貴って言う女が静かに喋った。

正直驚いた。

ここまで言ってくる女は初めてだから。

悪気も無く淡々と喋る由貴に

興味が湧く。

容姿端麗で可愛いどころか

綺麗すぎる。

心底来て良かったと思った。


-End-