「無理って言ったら?」


「先輩なんだよね…。」

及川が気まずそうに言う。

中々話が進まなかったから

及川から携帯を奪った。


「ちょっ…先輩ッ…何するんすか?!」


「もしもし~?もしもし~?」

俺が喋ると

「何?」

冷たく返事を返さしてきた。

「さっき及川が話してた先輩って俺の事ね!」

明明後日の朝の8時に集合ね!」

続けてそう言う。


「無理。」

女が冷たく断る。

正直驚いた。

「強制だから宜しく!」

俺は勢いよく言い電話を切った。