火をつけたと同時に部屋の扉が開く。

店員かと思ったら

悠利子と松田とその友達が入ってきた。

なにこの状況?

理解ができません。

「酒飲んでるって言ったら
一緒に飲む事になった☆」


うん。まずそこで理解できないよね。

悠利子が

「由貴嫌なの…?」

気まずそうな声で聞いてくる。

正直言ってどうでもいい。

「あたしは酒が飲めればいい。」

悠利子は嬉しそうに

チューハイを飲む。

松田とその友達は早速チューハイを頼んで

飲んでいる。

これから面倒くさい事にならなきゃいいけど。

そう思って煙草を吸う。

その時一瞬だけ松田の友達とまた目が合った。


この出逢いがまさか運命的な恋愛をするとは

思わなかった。