急いで出てみると

悠利子がナンパされていた。

なんだ…。ナンパか。


「あれ如月じゃね?」

声をかけてきたのは中学の同級生だった松田だ。

「久々だね。」

「だな。相変わらずだな(笑)
如月彼氏でもできた?」


面倒くさい。

あんたに答える必要無いでしょ。

それからと言うもの松田は

話しかけてきたけど

面倒くさいから無視してた。

その時後ろから


「おい。松田何してんの?」

低い透き通った声がしたから振り向くと

身長が高い顔が整った男の人が居た。

一瞬だけ目が合った。