よく見ると、 まだらの怪物は全身キズだらけでした。 どれも古いキズのようでしたが 大きなひれやしっぽにはケガのあとがたくさんあって、 ボロボロの怪物でした。 こんなキズだらけの怪物にとってはきっと 小さくて弱々しくて、 へとへとになったちびはかっこうのえものにちがいありません。 食べられてしまうのです。 こわいよ、こわいよとちびは鳴きました。