あなただけを見つめてる


あたしはチョコバナナを他の子に任せ、美波を探しに行った。


「美波~? どこ~?」

返事はない。


「美波~…」

すると、

「なっ奈子ぉ!助けて―!」

美波っ!

あたしは声の元へと走った。