「なっなによ!」

「…現国の教科書貸して?」

「いーよ!はいっ!」

「さんきゅ いつも助かるわ」

令斗はニコッと笑った。

「いいよ別に! 早く教室帰れば?」

「あぁ…マジでさんきゅ」

令斗は自分の教室へと帰って行った。