あたしはすぐ令斗の元へと駆け寄った。


「れーいーとっ お疲れ様♪」

「………。」


令斗は泣いていた。

「令斗?」

「なんだよ…くんなよ……」

「令斗?かっこよかったよ?」


令斗があたしを見上げた。