そのキレイな黒髪からは犬耳、そんで後ろからはシッポが生えてる様な幻が見える。
「桃妃ちゃんが覚えてない………オレはあんだけ嬉しかったのに、オレしか覚えてないなんて……」
暗~~いオーラを漂わせ、ドンヨリ落ち込む明智君の犬耳とシッポは、ヘニャッとタレ下がっていた。
ヤバイ……本気で耳とシッポ生えてる気がしてきた。
「布、布施君。隼斗は何の事言ってるの?」
真琳が呆れた感じにため息を吐いてる布施君に尋ねた。
布施君が私を見る。
「榊野さん……一昨日、調理実習でクッキー作ったよね?」
クッキー?
「桃妃ちゃんが覚えてない………オレはあんだけ嬉しかったのに、オレしか覚えてないなんて……」
暗~~いオーラを漂わせ、ドンヨリ落ち込む明智君の犬耳とシッポは、ヘニャッとタレ下がっていた。
ヤバイ……本気で耳とシッポ生えてる気がしてきた。
「布、布施君。隼斗は何の事言ってるの?」
真琳が呆れた感じにため息を吐いてる布施君に尋ねた。
布施君が私を見る。
「榊野さん……一昨日、調理実習でクッキー作ったよね?」
クッキー?



