一直線な人気者

心配するなら、こんな風になる様なウソつかないで………


君は一体何を隠してんの?オレは一体何しちゃったの?


ねぇ……教えて。


「具合悪いなら保健室の先生呼んでくるよ。先生まだいるかな……」


桃妃ちゃんはイスから立ち上がり、オレの前を横切って、オレが鍵を閉めた扉に向かおうとした。


だが。


「キャッ………!?」


彼女は突然バランスを崩し、床に座り込んだ。


その原因は、オレが桃妃ちゃんに抱きついた…正確には抱きしめたから。


もちろん抱きしめたオレも、桃妃ちゃんもろとも床に座り込む形になる。