さっきこの計画を提案した親友から送られて来た、『バレー部休みになって焦ったけど、榊野さんそっち行ったから』というメールを桃妃ちゃんに見せる。
液晶画面を凝視した桃妃ちゃんは体の力が抜けたのか、ヘナヘナと空き教室に置いてあったイスに座り込んだ。
「布施君のバカ……いい人だと思ったのに………結麻に布施君の気持ちバラしてやる……」
ドヨ~~~ンとくすんだオーラを身にまとい、朋貴に対して黒い言葉をブツブツ呟いていた。
オレも近くにあったイスを引っ張って、桃妃ちゃんの左隣に腰かける。
重い沈黙が、空き教室を包んだ。
液晶画面を凝視した桃妃ちゃんは体の力が抜けたのか、ヘナヘナと空き教室に置いてあったイスに座り込んだ。
「布施君のバカ……いい人だと思ったのに………結麻に布施君の気持ちバラしてやる……」
ドヨ~~~ンとくすんだオーラを身にまとい、朋貴に対して黒い言葉をブツブツ呟いていた。
オレも近くにあったイスを引っ張って、桃妃ちゃんの左隣に腰かける。
重い沈黙が、空き教室を包んだ。



