一直線な人気者

どうして?そんなにオレと話すのが嫌なのか?


内心スゲェショックを受けるも、このまま引き下がるワケにはいかない。


朋貴とちゃんと桃妃ちゃんにオレを避ける理由聞くって約束したし、あきらめちゃダメな気がした。


「ごめん……だけどこうでもしないと、桃妃ちゃんオレと話してくれないと思って…………」


「………っ!!」


図星なのか、桃妃ちゃんは唇を噛んで俯く。


何やらメッチャ疲れ果てている感じなのは、オレの気のせいか?


「あーーー……明智君、悪いんだけど、私部活があって「バレー部休みになったんだろう?」」