一直線な人気者

アタックが嫌で逃げたんじゃない、私は気マズくて教室を飛び出して来たんだ。


明智君を見てると“那由”ちゃんの名前が浮かんで来て、見た事無いのに姿まで思い浮かべちゃう。


カワイらしい、同い年位の女の子が、明智君と楽しそうに笑い合ってる画まで出てきて…堪らなくなって逃げて来た。


「意味分かんない……」


ズルズルとしゃがみ込んで、頭を抱えた。


なんでこんな事になってんの?私どうしちゃったの?


私、明智君に所構わずアプローチされて…困ってたじゃない。


さっきも思ったけど、明智君が誰と仲良くしてても私には関係ない。