近すぎるんです‼

「あ、えーっと…。さ、朔兄に聞くから!」

りっくんは黒い笑みを浮かべたまま、私を見つめていた。

まるで“教えてくれるかな?”と言っているように。


7時前になりりっくんを玄関まで見送る。

ちょうどその時、お父さんが帰ってきた。

「ただいまー。陸斗くん来てたのか」