近すぎるんです‼

「くっそ…。何であんなに可愛いんだよ…」

その言葉を向けた相手はもちろん悠花。

俺は文化祭当日まで悠花のことを避けていた。

それはあの出来事があってから。

悠花に好きな人がいるかって聞いたら顔が真っ赤になった時から。

悠花に好きな人がいるなら俺には勝ち目がないじゃん。

そう思って避けていた。

それともう一つ。

悠花が好きなのは矢野だと思ったから。