ドンドカッ
『お義父さんやめて!』
「うるせぇ!」
バンッガチャンドンっ
『イタッ・・・』
「おめぇでてけ!うるせぇ!」
『お義父さん!家が壊れる!やめて!お母さんとの家が壊れちゃう!』
「うるせぇ!俺を父親と思ってないだろ!」
『そんなことない!お義父さんはお義父さんでしょ?』
「うれせぇ!でてけっ!」
ガチャンパリン!
『痛い、お義父さんお母さんが死んでから変わりすぎだよ!』
ガチャバタン・・・
私は必死に走った。そうしたら、綺麗な浜辺が見えた。
海だ。何年振りかな?それにしても体痛いな。
見たら服は破れガラスの破片が刺さりガラスで切れたりしてボロボロだった。
海、きれいすぎ・・・
『もう、無理。私、限界だよ。お母さん!颯!』
バタッ・・・
「おい!お前しっかりしろ!」
誰かが私を呼んでる?
「おいしっかりしろよ!」こいつ、ボロボロで
やべぇよっ!倉庫につれていかねぇと。あいつらに電話して来てもらおう。
プルルルルプルルルルー
「(もっしも~し!)」
「今すぐ近くの海に来てくれ。車で頼む。」
「(りょうか~い!)」
5分後・・・
「キラ!」
「キラっ?その子は?」
「キラなんで女?」
「いいから車。」
「あぁこっちだよ。」
『(颯!行かないで!そっちは暗闇だよ!こっちへ来て!)』
「(ごめん。俺はこっちへ行く。リセはそのまま光の中にいてくれ。
   空から見守ってるからな!)」
『(いやだよ!行かないでよ!)』
バッ!
『はぁはぁはぁ・・・ここ、どこ?』
「おっ起きたか。」
『はい。あなたは?ここどこ?』
「俺は、黒須キラだ。」
『私は、緋桜リセです。ここはどこ?』
「ここは倉庫だ。龍神の。俺は龍神の総長だ。」
えっ?龍神の?そっか、ここ龍神の倉庫なんだ。
『あの、私を助けてくれてありがとうございます。』
「大丈夫だ。そのボサボサの髪の毛と砂と服洗ってこい。
シャワー使え。服は中にある。そこの扉の部屋だ。」
『えっ?あ、ありがとうございます。』
私、髪の毛ボサボサなんだ。でも、今の人、颯に雰囲気似てたな。顔も
少し似てた。ううん!何考えてるの!?はぁ変だな私。
ジャーキュッ
あぁ気持ちよかった!髪の毛はこれでいいかな?
私、髪の毛天然パーマだし、それに金髪だし、いやだな。
あっ服!rizrisuだ!かわいい!新作ワンピースだ!
ガチャ
『あの、ありがとうございます。』
「///!あっあぁ。じゃあ着いてこい。」
ガチャ
「こいつ目覚ました。」
『あの、ありがとうございました。』ニコッ
「「「///!えっ!いいよ!大丈夫!」」」
『ふっふふ・・・3人もハモッた!』
「おい、お前ら自己紹介。」
「僕は、立原ケンだよ!」
「僕は、赤丸悟だよ!よろしくね!」
「俺、水谷晶人。」
「ごめんね!!晶人女の人苦手なんだ!
『そうなんですか?すみません。』
「いいよっ☆大丈夫!」
『///!可愛い!』
ギュ かわいい~!癒し。
「///わぁ離して~!」
『あっごめんなさい!あっ私、緋桜リセです!よろしく!』
「よろしくねっ☆ー!」
「よろしくね!」
「よろしく。」