美織は下着に白いキャミソール姿
そして……
何故か俺のネクタイでガッチリ目隠しをしたまんま、俺の目の前に突っ立っている。
――い、意味がわかんねぇ…!!!
呆然としながら
ワケのわかんねぇ恰好をした美織をボーッと見つめていると
「あ、あ、あのねっ!
見えるからいけないんだと思ったの!!!」
「はぁ??」
目の前のバカはこんなワケのわかんねぇ言葉を発し始める。
見えるからいけない?
何言ってんだ、コイツ!!
さらにポカーンとした顔で目の前のバカを見つめていると
「恥ずかしい顔も視線も恰好も、見えるから恥ずかしくなるんだってわかったの!!だから…最初から見えなくすればいいんだって思って…。」
「…はぁ。」
「それで悩んでたら椅子の下にネクタイがあってね??こ、これで目隠ししちゃえば何にもわかんないし、恥ずかしくないし、コレで大丈夫だと思って!!」
美織は自信満々に
心底嬉しそうにそんな言葉を口にする。
嬉しそうな美織に
一瞬にして萎える俺
――こ、コイツ、マジか……
あーのーなー!!
目隠しプレイって初心者のすることじゃねーぞ!?
むしろ上級者プレイだっつーーーのっ!!
あまりに無知な美織の行動。
謎の思考回路と謎の行動をとる、謎の生き物の姿にガックリきて。ハァ―っと思いっきりため息を吐くと
「だ、だ、だからねっ!?
もう大丈夫だから。
コレで絶対平気だから…ね??あの…、その…、エッチ…しよ??」
――う、うぎゃーーーっ!!
美織はこんな可愛いコト言い始める。
そして現金な俺は
「好きだよ?キョウちゃん。
好きだから。大好きだから私をキョウちゃんの本当のカノジョにしてください…。」
こんなかわいいコトを言う美織を心から愛しく思う。


