雨が見ていた~Painful love~

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は~~あ。
美織って、やっぱり意味がわかんねー……



冷蔵庫からペットボトルのスポーツ飲料を手に取ると、俺はリビングのソファーに向かって歩き出す。白い皮張りのソファーにドッカリ体を預けて、俺はハァーと盛大にため息を吐く。




窓の外に広がる都会の空はどこまでも煌々としていて、地面の上では忙しそうに人々が動いてる。





あーあ。
SEXすんのに、こんなに苦労したコトねぇのにな~。


俺はガックリきながら、ソファーの背もたれににドッカリ背をつけ、頭を倒す。




真っ白の天井
間接照明だけがうっすらと灯された、薄暗いリビング。


天井を見つめながら、俺はまた盛大にため息を吐く。



なんなんだ、アイツ。
途中までノリノリだったくせに、最後の最後でこの仕打ち!!


寸止めってありえねーだろ!
あそこまで煽っといて、あーんなエロい顔見せつけられて。俺のこのヤル気とカッチカチのムスコをどーしろっつーんだよ!!



「マジでムカつく……。」



ジーンズの中で痛いくらいに腫れ上がった、俺のムスコさん。興奮度MAXでありえねーくらいにビンビンなムスコさん。


俺は自分の股間を見ながら、美織に沸々と怒りがわいてきた。




ムカつく……!
この俺様にこんな屈辱を味あわせやがって!!


あのクソオンナこの状態で放置される、男の気持ちをまったくわかってねーだろ!!


あーーー。
ムラムラする!
めっちゃ、苦しいーっ!!
股間も性欲も、いろんな意味で苦しいわ!!