雨が見ていた~Painful love~



そして私の手のひらにチャリッとカギを置きながら


「たぶん…響弥はSGじゃなくて帝体大だよ。」


「…え??」


「ああいうプライドだけで生きてるようなお子ちゃまはキラがいるSGには死んでも行きたくないだろうからな。たぶん…帝体大のプールに忍び込んで泳いでるハズだ。」


パパはよく当たる占い師のような、お告げにも似た一言を吐き始める。




まるで何もかもをお見通しのエスパーみたいなパパの言葉。



その言葉に驚いて、声をなくしてパパを見つめていると



「行って来い、美織。
きっと響弥も…それを望んでるはずだから。」



パパはニッコリ笑って
私の腰をバンと叩いた。