雨が見ていた~Painful love~



い、いだいっ!!

一度ならず、二度までも……!!!




涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔のまんま、理子ちゃんをギロリと睨むと


「この、クソオンナ!!
ドンカンもそこまでいったら病気よ、病気!!」


理子ちゃんはプリプリ怒りながら、頭をガシガシ掻きむしる。





「ホント…美織がココまでバカだとは思ってもみなかった……。」


綾音は綾音でガックリと肩を落とす。





意味が分からず

「ば、ばかじゃないもんっ!!
いろいろちゃんと考えてるもんっ!!」

机をバンと叩いて二人に訴えると



理子ちゃんはこめかみにピクピクと青筋を立てながら


「そ、その発言がバカなんじゃーーっ!!!」


そう叫んで、私の頭を思いっきりバシンと叩く。




――い、いたい~~っ!!




二度あることは三度ある
理子ちゃんから放たれた三発目の平手打ちに苦しみながら、恨みがましい目で理子ちゃんを横目に見上げると


「そこまで行き着いてて…まだそんなこと言ってんの!!?」


「え、えぇ!!?」


「ずっとそばにいたい。隣にいたい。
自分の近くに繋ぎとめたい。
アンタは響弥のコトそう思ってんのよねぇ~…??」


黒いオーラを背にまといながら
理子ちゃんはニジリニジリと私に攻め寄る。





――ひ、ひぃぃぃっ!!!






その見たこともないような形相に心底怯えながら


「う、うん……。
叶うことなら、ずっとキョウちゃんとは一緒にいたいな~~…、なんて思っておりました………。」


しどろもどろに答えると



「じゃぁ聞くけどさ??
それって…今でも思ってんの!!?」



理子ちゃんはさらに私を問い詰める。