――な、なんでわかるのよ!!
口をパクパクさせて絶句していると
「とにかく響弥がおかしな行動に出んのは全部アンタの言動が起因してんのよ。誰が何と言おうとあのバカはアンタが好きなの。どう見たってベタ惚れなの!」
「え、え!!?」
びしっと私に指さしながら
悪魔の姉はそう私に言い切り始める。
「いい加減ハッキリさせなさい。
なかなか告白しないアイツもアイツだけど、逃げてるアンタもアンタよ。」
店員の人が気まずそうに持ってきた3人分のスィーツセットを見ながら、呆れたように理子ちゃんはつぶやく。
「…どういうこと…??」
本当に意味が分からなくて問いかけると
「ホント…アンタは鈍感ね。
あんたたち二人が臆病で答えを先延ばしにしてるせいで、綾音サンみたいな被害者が生まれてんのよ?どうせ最初っからあんた達二人は“幼なじみなんかじゃない”んだから、割り切って白黒ハッキリつけてきなさいよ。」
理子ちゃんはまたこんなわけのわからない言葉を口にする。
――最初から幼なじみなんかじゃない?
その言葉の意味が分からなくて
「私とキョウちゃんは…幼なじみ…だよね??」
そう尋ねると
「…バカ。」
綾音が涙をぬぐいながら、そんな暴言を口にする。


