雨が見ていた~Painful love~




な、なんで??
なんで私が綾音に疎まれなきゃいけないの??



意味が分からなくてポカンとした顔をしたまま時間を止めていると



「自分と響弥が別れる原因が目の前にいんのよ??
あたしならムカついてムカついて堪んないわよ。一言で言うなら死ね、って感じ??」



コートを脱ぎながら
店員さんを呼び止めてメニューを見ながら
理子ちゃんはふてぶてしい態度で私にお説教をし始める。



「な…なによそれ。」


突然台風の様に現れたかと思ったら、一瞬にして周りを絶句させた理子ちゃん。



見ていたメニューをバタンと閉めて店員さんを呼びつけ、珈琲セットを頼むと





「その言葉のとおりよ。
今回の件にしても何にしても…ね。
諸悪の根源は全部アンタの鈍感さにある。
アンタのそーいうところってホントにムカつく。」





理子ちゃんはハッキリとこう言い切る。




「な、なによ、それ…!!」




諸悪の根源が私!?
そんなコトあるわけないよ!!


全部全部私が悪いっていうの!!?



なんで私が理子ちゃんにそんなコト言われなきゃならないの!?