そこに映っていたのは…
「美織…」
どれも美織の写真。
今の美織の写真が2枚
そしてもう一枚は、高校時代の美織の卒業アルバムから取り出したであろう写真。
――なんで…なんでだ!?
どうしてここで美織が出てくるのかわからなくて、響弥がその写真を取り上げようと腕を上げると
「おおっと!
大事な証拠写真、取り上げられたら困るんだよなぁ。」
そう言って
キラは鞄の中に大事そうに写真をしまう。
「おまえ…
なんで、そんな写真持ってやがる!!」
今の写真ならまだしも、高校時代の卒アルの写真をどうしてこいつが持ってるんだ!?
意味が分からなくてイラついた響弥がキラの首元をグイッと掴みかかると
「このご時世、カネさえ払えばなーんでも望みが叶うんだよ~?
俺の家族に探偵業を生業にしてるやつがいてね?ソイツに頼んで集めてもらったよ。」
ニッコリと
キラは悪気も何もなく、穢れすらない笑顔でニッコリとほほ笑む。
「藤堂。俺はマスコミにこの写真も売りつけるよ?
おねーさんの身元も何もかも詳しくぜ~んぶ説明したうえで、アンタ達の黒歴史を売りつけるつもりなんだぁ。」


