それを核心した時
響弥はグッと覚悟を決めた。
「……そうだよ。
オマエが言うとおり、俺は嫌がる美織を無理やり抱いた。中学2年の…寒い冬の雨の日にな。」
美織が口に出した日に
訪れる地獄と罰は全部覚悟をしていた響弥。
自分がした罪から逃げる気はない
後悔はしないけど、闘う準備はできている
そう思って
キッパリとした口調で真実を語り、まっすぐにキラを見つめると
「あはははははは!!!!
バカだね、藤堂!!
おねーさんはね?
なーーーんにも言ってなんてないよ!」
そう言っておなかを抱えながらゲラゲラと嬉しそうに笑って、キラは鞄の中から携帯電話とボイスレコーダーを取り出す。
そして携帯を響弥の前に差し出すと
『拓真くんにおうちに誘ってもらった日に…ね?私…レイプされたの。』
満足そうにその録音を響弥に聞かせる。
――これ……
よく聞きなれた美織の声に体中の血が凍りつく。
「ふふ。おねーさんはね?これだけしか言ってない。
だけど……さっきのがくっつくとどうなると思う??」
そう言ってキラはボイスレコーダーの再生ボタンをピッと押す。
『……そうだよ。
オマエが言うとおり、俺は嫌がる美織を無理やり抱いた。中学2年の…寒い冬の雨の日にな。』


