雨が見ていた~Painful love~



――は、ハァ!?

なに、その態度!!




XLなカレの態度の理由がわからなくて


「な、なによ、それ!!」


自分にできる目いっぱいで反論すると


「アホか。オマエ最近、テキトーーーに俺のことあしらってただろ。」




――う、うぅ!!



キョウちゃんはイタイところを突いてくる。





「TV取材も、雑誌取材も、就職も何もかも。社長の言いなりになって金魚のフンみてぇにくっついてハイハイいいやがってよ~……。とりあえずこなして適当に流して仕事して、お前はそれで満足か??」


「……!!」


「オマエにとってみたら俺なんて数多くいるアスリートの一人かもしんねぇけどな。こっちはそうじゃねぇんだよ!」





キョウちゃんは厳しい目をして
私の甘い仕事ぶりを問い詰める。





「こっちは人生かかってんだよ!
オマエの適当な甘い仕事で俺の人生メチャクチャにされたくねぇ!もっと真剣にしごとしろよ、このクソバカアホ美め!!」





その言葉に、プール中の人間の言葉が止まる。




ううん。
言葉だけじゃない。




空気さえもが凍りつく。