「大体そういう女はバージンか、恋愛経験の少ないオンナが多いんだよねー。そういう女って、恋愛と結婚に夢見る、夢見る!!」
アハハハと高らかに笑いながら、彼は冷たい瞳でそう言い切る。
そして私の耳元に顔を近づけると
「教えてあげるよ、おねーさん。
50:50(フィフティーフィフティー)のSEXなんて、女はちっともヨクないよ?」
熱っぽい声でこう囁く。
「…なっ!!」
何言いだすの!この人!!
呆気にとられながら、彼から身をよじって逃げ出すと
「教えてあげるよ、おねーさん。女はね?オトコに攻められれば攻められるほど快感に身がよじれるんだよ。オンナはベッドの上では男の奴隷になりたがる。もっと攻めてっていう女もいるくらいなのに……そんなことも知らないなんて、おねーさんは相当ウブだね。」
その瞬間
堪忍袋の緒が切れた私は、
パシン!!
「馬鹿にしないで!!」
気づくとカレの頬を思いっきりぶっ叩いてしまっていた。
「あなたってモテるのかもしれないけど、誠実さのかけらもないのね。」
「…はぁ?何それ。」
「人として大切な何かが欠如してる。
だから、そんな寂しい瞳をしてるのね!」


