「和田谷が、好きだからだよ」

「……へ?」


またまたすっとぼけてる。

口まで開いてるし!



「…あたし、和田谷が好きだから!これからめちゃくちゃアタックするから、覚悟してて!」


和田谷は返す気力もないくらい驚いている。



「じゃあまた明日ねっ、バイバイ!」


あたしは思いきって和田谷のほっぺにキスをした。


「…っ、飯塚!」


「べー、だ」


アッカンベーをして走るあたし。

我ながら恥ずかしいことしたなぁ…。


でもっ!

あたしは諦めない!


宣戦布告までしちゃったしね!


頑張るぞー!!