*キスの味*〜とろけるようなキミとの恋〜




それからはまたいつもみたいにおしゃべりをしたり、笑い合ったりした。



……やっぱり、和田谷と話してると楽しいなっ!


「んじゃ、また明日な〜」

「うん、ばいばいっ」



あたしも帰りの準備をしていると、

「奈津〜〜、一緒に帰ろ?」


「いいよっ」



アッコと一緒に、近くのカフェに寄った。


「ねぇ奈津?」

「ん?」


アイスティーをストローで啜っていると、


「うちさ…好きな人いるんだよね」


「えっ!?」


思わずアイスティーを吹き出しそうになった。


「奈津驚きすぎ。」


「だって…」



相手は誰?ってめちゃくちゃ聞きたい。