*キスの味*〜とろけるようなキミとの恋〜




ドン!



和田谷の目の前にいちごミルクを置いた。

みんなポケーッと口を開けている。


もちろん和田谷も。


「昨日のお詫び!」


「お、おぉ…」


「これで仲直りね!はい!」



強引に握手する。



「…お前おもしれぇな〜!そもそもケンカなんかしてねーし」



ニカッと、いつものように笑ってくれた。


和田谷の手は、とても冷たかった―………