その時、遮断機の音が聞こえた 電車来ちゃった…… 今まで匠がいたことで短く感じた時間は、今日はクロのおかげで短く感じた 電車が徐々に近づいてきた 「青葉」 「ん?」 微かに聞こえてきたあたしの名前を呼ぶ声にあたしはクロの方を向く 「明日もこの時間にいるから」 「え?」 それって…… あたしの意思が伝わったのかクロはあぁ。と呟いた 「俺ヒマだし また1人で泣いてんのも虚しいしょ?」