放課後 門のところで待ち合わせたあたしたちは近くのファミレスに向かった 隣には匠がいる ほんの少し前のことなのに懐かしいと感じてしまう自分が情けない 「なんかこうやって歩くの久々だな」 ドキ……ッ あたしの心臓は鈍く動いた 「そう……だね。」 なんで匠はこんなに自然なんだろう いちいち反応してしまうあたし だけどそれは気持ちのいいものではなく、ギュー、と胸を絞られているような嫌な感覚だった