ポン
「ま、そこがお前の長所でもあって短所ってことじゃねーの」
頭を撫でられあたしはされるがままになってしまった
なんかあたし犬みたい……
「クロ……」
「ん?」
「ううん……やっぱなんでもない」
ただ名前を呼びたかっただけ。
クロならそれをくだらない。とあっさり返してしまうだろう
隣にいる……その安心感が欲しかった
あーあ……なんかあたしだいぶおかしいかも
それは間違いなくクロが調子を乱していることにあたしは気付き始めていた
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