最寄り駅




結局無駄に時間を過ごしたあたしは図書室をあとにした


駅に着くまでの間、あたしは悶々としたまま向かった

異性にモテたい訳じゃないけど、どうしても女の子らしい方が振り向いてもらえると考えてしまう




「まーた暗い顔してる」

「え?」


低い声がしてあたしは顔を上げた



下を向いてて気づかなかったけど、駅に着いたあたしはベンチに腰かけるクロを見た


「それかその顔が普段の顔?」

ニヤリと口角を上げたクロ
どうやらあたしの顔を見て楽しんでいるようだった


「あたしだって笑うことくらいあります」


クロの隣に座ったあたしはため息をついた