そう言って、璃優の病室に向かって歩き出した。 俺の後ろを、ちょこちょことついてくる、璃優。 それが愛しく感じた。 って…何患者に変なこと思ってんだろ…。 患者はあくまでも患者だ…。 恋愛感情を抱くなんてもっての他。 そう自分に言い聞かせた。 でも これが彼女との出会い。