☆甘い授業と俺☆




『璃優。病院を出て、俺と暮らさないか?』


…え?


「…え?」


『病院にいるより家がよくないか?
だからと言って、父さんや母さんと義父の所へ行かすつもりもない。
璃優が心配で仕方ないんだ。
卒業まででもいい。
俺の家に来て高校も転校しないか?』


お兄ちゃん…。


お兄ちゃんは本当に私のことを考えてくれてる。


『明日にでも一回病院に顔を出すよ。』


「ダメ!」


『…え?』


瞬発的につい、言ってしまった。


「ごめん。ただ…少し時間をちょうだい。
私からお兄ちゃんに連絡するから。」


『…うん。自分一人で考えたいこともあるよな。』


「うん。ちょっとね…」


『わかった。連絡待ってるな?一週間しか待たないからな?』


「ふふっ。うん。わかった。」


『じゃあな。』


「ばいばい」



電話を切った。