「璃優は高校3年だっけ?」


ご飯を食べながら会話を交わす。

璃優はうなずくだけだけど。


「そっか。学校楽しい…か?」


まぁ今ここにいるってことは、
楽しくないんだろう。


初め困った顔をしたけど、
でも、璃優はメモ帳に書き出した。


"本当は楽しいよ?あの頃は楽しかった。でも今は嫌い。"


そう、字ではわかりきれない悲しさがこもってた。